■ ID | 339 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 循環式硝化脱窒法におけるDO濃度がN2O発生特性および微生物群集構造に及ぼす影響評価 |
■ 著者 | 金子直哉
早稲田大学理工学部 野田尚宏 産業技術総合研究所 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 常田聡 早稲田大学理工学部 平田彰 早稲田大学理工学部 水落元之 国立環境研究所 稲森悠平 国立環境研究所 |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第39回大会、平成14年11月21日 |
■ 抄録・要旨 | 循環式硝化脱窒法のベンチスケールリアクターを用いて、好気槽内DO濃度のN2O発生特性に及ぼす影響の解析を行った。さらに、硝化液の循環による嫌気槽へのDOの持ち込みがN2O発生特性に及ぼす影響について、亜酸化窒素還元酵素をコードする遺伝子(nosZ)を有する微生物の群集構造をPCR法、サブクローニング法を用いて解析した。
その結果、好気槽DO濃度が大きいほど、硝化が速やかに進行し好気槽におけるN2O生成を抑制できるが、循環に起因する嫌気槽内のORP上昇により、脱窒反応が阻害され、嫌気槽における溶存態N2O濃度が増大した。また、排水処理由来のnosZシークエンスの中には、独自のクラスターを形成するものが含まれることがわかった。 |
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